機関紙 AIAINETVol.4

Ako Internet Associated Institution Network

平成10年7月10日発行 7月号(Vol.4)
赤穂インターネット研究会  広 報 部

インターネット体験フェアー  ~Welcome to Our Internet World~

赤穂インターネット研究会:広報担当 安部 徹

感激の2日間!!

kouryuu75月30日(土)と31日(日)の2日間、赤穂市内で初めてのインターネットを直に体験する催しが、赤穂市民会館で開催されました。
1日目の入場 者が約300人、相生のぺーロン祭りと重なった2日目も200人と、会場内に設置された15台のパソコンがフル稼動の盛大な催しとなりました。

まず最初に驚いたのが、初日の準備中の9時過ぎに会場を訪れた、70歳ぐらいの初老の紳士。熱心にしている人だろう。」ともちきりでした。

新聞の折込みで 催しがあるのを知って、「何か面白そうなのでとりあえずやってきた」方で、「パソコンには今まで触れたことも無い。」とのこと。いつまでも、こうした気概 を持って生きていきたいものだと思いました。

「開会のテープカットか何か、セレモニーやるの?」なんて話しているうちに10時過ぎには用意したパソコンに 見学者が張り付き、無事好評のうちに開会とあいなりました。

kouryuu10

入場者を観察していると面白いもので、4分の3ぐらいは、本当に真面目にパソコンに取り組んでいる様子の方。こ のタイプの方はスタッフに盛んに質問したり、NTTの社員にかかる費用の見積もりをしてもらったり、まあ、こちらの想定どおりのお客様です。しかし、残り の4分の1の方が面白い。じっと画面に見入っている人、スタッフが声をかけるのもはばかられる感じの方。
 また、なにやらメモの取り出して、盛んに打ち込ん でいる学生風の女性。(この方はX-japanのファンで先日亡くなったヒデさんのボードを探していたそうで、なるほどそういう目的をもって、こうした フェアに来るんだと、電話代も「ただ」だし、賢いなと感心しました。
私はファンではないですが、ヒデさんのご冥福をお祈りいたします。)本当にいろんな利 用の仕方で皆さん楽しんでおられました。

kouryuu8 そういう訳で、1日目は午前中は学校の登校日であったせいもあり、高齢者が中心でしたが午後からは子供づれの方が増えたようでした。
2日目はぺーロンの影響 で、やはり子供は少なかったようです。そうしたなか、市内の小学校で、インターネットを使った授業ができないか聞きに来た先生がいらしたり、カリフォルニ アのドイツ系アメリカ人からや、デトロイトに赴任している会員とのメールのやり取りも順次行なわれるなど、インターネットフェアらしい新しい取り組みや、 国際的な盛り上がりを見せました。

こうして、フェアは感動のうちに終ったのですが、「打ち上げ」の中で闘わされた激論の一部を紹介させていただき ます。まず、会長から「インターネット研究 会はインターネットをする会ではなく、インターネットを使って何をするかを研究する会だ。」との会の基本理念についての お話や「今回のフェアでは、寄付が少なかったので財政的には大変だったが、今後とも粘り強く、この活動を進めていきたい。」といった力強いお話の後、「ス タッフみんなが自発的に活動するのが美しい。」というすこぶる観念的なお話、また、「外国人の会員を入れよう。」なんていう話が出たりしましたが、「現在 の会員約100人のうち、70人のEメール登録があり、逆に赤穂市内でEメール登録をしていて会員でないのが3人ぐらいです。」なんていう現実的なお話も ありました。

さて、インターネット機能を大幅に強化したと伝えられる「ウインドウズ’98」の発売まで、あとわずかになってきました。イ ンターネットはど こまで行っても、ツールなんだという基本的な考え方の中で、インターネットで何ができるのか、またインターネットで得た情報をいかに判断するか、今、そう した能力の開発が強く期待されていると実感されたインターネットフェアでありました。

インターネット体験フェアー・アンケート調査結果

【アンケート回答者数】

5/30(土)
5/31(日)
総 計

男性

21人

女性

25人

計 46人

男性

18人

女性

10人

計 28人

男性

39人

女性

35人

合計

74人

【参加者年齢層】

 
5/30(土)
5/31(日)
総 計
年齢
男性
女性
男性
女性
男性
女性
10以下

0

0

0

  0

1

1

0

1

1

10代

0

1

1

1

2

3

1

3

4

20代

2

9

11

0

2

2

2

11

13

30代

7

5

12

7

0

7

14

5

19

40代

6

3

9

4

1

5

10

4

14

50代

1

3

4

1

0

1

2

3

5

60代

5

1

6

3

1

4

8

2

10

無回答

0

3

3

2

3

5

2

6

8

合計

21

25

45

18

10

28

39

35

74

【職業別集計】

 
5/30(土)
5/31(日)
総 計
職業
男性
女性
男性
女性
男性
女性
会社員

8

1

9

9

2

11

17

3

20

無職

3

3

6

2

  -

2

5

3

8

自営業

2

  –

2

1

1

2

3

1

4

事務職

1

1

2

  -

1

1

1

2

3

サービス業

1

  –

1

  -   -   –

1

  –

1

主婦
 -

39

9

  -   -   –   –

9

9

学生
 -

23

3

1

3

4

1

6

公務員
 -

22

2

1

1

2

1

3

4

アルバイト
 -

42

2

 -  -  -  -

2

2

無回答

6

4

10

4

2

6

10

6

16

合計

21

25

46

18

10

28

39

35

74

【パソコン意識環境アンケート】

Q1:パソコンをもっていますか?

「はい」 …48人(男性28人、女性20人)
「いいえ」…26人(男性11人、女性15人)

 Q1-1:「はい」どこのパソコンをもっていますか?
===================================
メーカー名   合計  男性    女性
————————————————————-
NEC      23人  13人   10人
富士通      7人   4人    3人
アップル     8人   3人    5人
IBM       3人   3人    0人
ゲートウェイ   3人   2人    1人
シャープ     1人   1人    0人
コンパック    1人   1人    0人
自作       1人   1人    0人
無回答      3人   2人    1人
===================================

 Q1-1:「いいえ」購入の予定はありますか?

まもなく …  0人
検討中 …  14人(男性5人、女性9人)
予定なし … 10人(男性5人、女性5人)
その他 …   0人
無回答 …   2人(男性1人、女性1人)

Q2:他でのインターネットの経験はありますか?

はい …  26人(男性17人、女性 9人)
その他 … 47人(男性22人、女性25人)
無回答 …  1人(男性 0人、女性  1人)

 Q2-1:「はい」→どのくらいですか?

ほぼ毎日 …   7人(男性6人、女性1人)
週に何回か …  5人(男性4人、女性1人)
月に何回か …   5人(男性3人、女性2人)
ほとんどしない… 8人(男性4人、女性4人)
2,3回 … 1人(男性0人、女性1人)

 Q2-2:「いいえ」→体験してみてどうでしたか?

またやってみたい … 35人(男性16人、女性19人)
興味がわかなかった … 1人(男性 0人、女性 1人)
どちらでもない … 6人(男性 3人、女性 3人)
無回答 … 6人(男性 3人、女性 3人)

Q3:楽しかったですか?

はい … 57人(男性31人、女性26人)
いいえ … 0人
どちらでもない … 14人(男性 7人、女性 7人)
無回答 … 3人(男性 1人、女性 2人)

今回のインターネット体験フェアーを開催するに当たりまして、
以下の企業・団体の皆様にご協力いただきました。
ありがとうございました

(順不同)

1.NTT
2・インフォミーム
3・野島電機
4.赤穂ロープ株式会社
5.赤穂コンタクト
6.衣川良介(衣川製鎖工業㈱)
7.小西工務店
8.メガネの中西
9.PFU近畿エンジニアリング
10.Momoたろうネット
11.DDI
12.117ネット
13.オーエスエス
14.高山観光牧場(浜田さん)
15.ツーリスト・ジャパン
16.赤穂パーソナルコンピュータクラブ
17.システム研究会
18.のらくろ有志一同
19.その他 個人2名


 ニュージーランド・パクランガ・カレッジのホームページから(2)

赤穂インターネット研究会副会長:関西福祉大学・高 橋 正

ニュージーランドにおける学校教育は6歳から義務教育として始まるのであるが、実質的には5歳の誕生日か ら学校に出席し始めるのが通例になっているようである。小学校から大学までを含む学校は、97%までが国立の学校で残り3%が私立学校であり、その大半が 宗教関連の学校である。こうした私立学校にも政府から補助金が交付され、宗教関連科目を除いて他の履修科目は国立学校と全く同じである。この他に最近に なって文部省が提唱始めたECDU (Early Childhood Development Unit) と称する早期幼児教育計画に基づく幼稚園、プレスクール、プレイセンター、デイケアーセンター等学校教育以前の教育の見直しが進んでいる。学校教育は、2 年間のインファントクラスと4年間のスタンダードクラスからなり、6年間で初等教育(プライマリーエデュケーション)を終え、中等教育(セカンダリーエ デュケーション)として位置づけられるセカンダリースクールへの繋ぎとしての2年間のインターミディエートスクールへと進む。
 全国的にみて都市部は当然としてかなり多くの地方においてもインターミディエートスクールが設立されており、日本の中1、中2に相当する。なお、この国 においても教育制度の見直しが進行中であり、インターミディエートを小学校に含めている地域も残存している。
 その後には5年間のセカンダリースクールがあるわけだが、その3年目には義務教育修了年齢の15歳を迎 えることになり、S. C. (School Certificate) と称する全国統一義務教育修了テストを受験することになる。この結果による留年等の措置はないが、義務教育終了時のアカデミックレコードとして一生つきま とうことになるので、セカンダリーの3年次の教室は多少ピリッとしてくる。大学進学を希望する者は、これまた全国統一テストであるバーサリーテストを最終 の5年次に受験し、その結果に基づき進路先を決定する。日本の学校教育が6・3・3制であるのに対してニュージーランドのそれは6・2・5制ということに なる。さらに、高等教育機関としてはアカデミックな学問研究を行う3年制の大学と、職業教育を行うポリテク(ニックス)が存在し、コースによって修学期間 が異なる。

 その上に大学院と師範学校(ティーチャーズカレッジ)があり、教員資格を得るには大学を卒業して学士号 (B. A.) を取得してからティーチャーズカレッジに進まなければならない。従って、日本の教員養成制度と少し異なり、「来週から教育実習生が参ります。」と聞いて、 若い学生たちが来るものと勝手に判断しているとビックリするような高い年齢の実習生が現われて戸惑ったものである。

さて、次回からそれぞれの学校に触れて行きます。


福建省の旅(2)

赤穂インターネット研究会:会長 大 塚 忠弘

 足場の狭い路上に沢山の品物を並べてある市場は歩き回るのにはかなりのエネルギ-が必要になります。人 とぶつからないようにするだけでも疲れます。でもその喧噪と一見不潔に見える品々がレストランの中華料理となって登場すると世界中の人々の舌を魅了するの ですからこのなんともアンバランスな所がすばらしいとも言えるのです。さすがに疲れました。市場を抜け出て、今度は繁華街をうろつきます。

  洋服や靴にアクセサリ-そして薬屋とみな色とりどりの装飾で飾られており、特に子供服は可愛らしいもの が沢山並んでいました。15年前私が初めて中国を訪れた時にはほとんどすべての人が だった事を思えば、わずか15年で13億の人々が皆違った服を着るよ うになったと言う中国の発展ぶりは驚きでもあります。

日本と同じように商店の合間合間に小吃店よりは少し大きい海鮮料理店が数店点在して いました。店の前に はプラスチックの水槽に20種近くの貝が別々に入れられており、奥の水槽には伊勢エビ、鰻、車エビなども生きたままで置かれてあります。これだけの貝を並 べられてはもうたまりません。私はエビやカニはそんなに好きではなく自ら注文することはほとんどありませんけれど、貝となると牡蠣を初めとして鮑、栄螺、 ツブ貝となんでも食べます。

 子供の頃に昆虫採集に熱中した方もおられましょうが、私は陸生の貝つまりカタツムリの採取に明け暮れた ことがあります。日本の陸生の貝なら今でも大概の貝の名前を言い当てられると思っていますが、ここに並んでいる貝は分かりません。一応中国名が漢字で書い てはありますが、日本語にしたら何という名前になるのか悔しいことに見当もつかないのです。

 文螺、海螺、花螺、角螺、血蛤、花蛤、油 蛤、沙蜊、真珠蚪(あこや貝ではありません)、扇貝など漢字は 分かっても形態は想像できないでしょう。螺は巻き貝で蛤は二枚貝と分けるくらいしかありません。まあ血蛤は赤貝かなと想像になられる方もおられましょう。 そうなんです。赤貝だと思うのですけどなにしろ小さいのです。大きめのアサリくらいしかないのです。店のおね-さんが日本語で「アワビ、アワビ」と言う貝 をみると水槽のガラスに張り付いているトコブシでした。日本人がアワビを好物にしているのを知っていてこれの名前だけ覚えているのでしょう。
 南方の貝を食べる時に気を付けなければならないことがいくつかあります。

  その一つは沖縄などに生息するイモガイ類は捕鯨船の銛の様な毒腺を持っていてこれに刺されると呼吸困難 になり死亡例もいくつか報告されています。煮たりした貝の毒性についてはどの程度になるのか知りませんが、ほんの少量で効果のある神経毒ですからあぶない のです。もう一つはフグ毒と同じように食物からの蓄積毒のある貝もおります。特にセイヨウトコブシはコケムシを餌とするためにフグ毒様の作用を持つことが あります。さらに毒性プランクトンであるアレキサンドリウム・タマレンセを摂食している貝には毒を持つものがおります。

 日本ではホタテ などが時々これに犯され出荷停止になったりしています。しかし、ここ厦門ではとても養殖 とは思われない貝ばかりですから、チェックを受けているとは思われません。それだけでなく、貝の腐敗による中毒もこれまた怖いのですけれど、これだけの貝 を食べられる機会はめったにあるものではありません。

三っ四っの貝を指して注文し、「 、 ?」と聞くとカウンタ-の奥を指さします。覗 いてみるといくつか の銘柄が並んでいます。加飯印のものがありました。これはまずまずの味です。二枚貝の料理が出ました。この貝は足よりも水管の方が長く大きい貝で料理の名 前を聞きましたら「 」と言います。なるほど、水管が象の鼻のように見えます。象の鼻は中国料理八珍の一つであります。 、 、 、 (鹿のペニス)、  (鹿のアキレス筋)、 (駱駝の瘤)、 、 (やまぶし茸)の八っです。

この中の猴頭は食べたことがありますし、熊掌もいずれチャンスが あれば食べられましょう。鹿尾は中国の友 人が送ってくれましたが、料理の方法が分からないのと日が立つ内に異臭がしはじめて食べるのをあきらめました。これで象鼻の偽物は食べたことになります。 大体中国料理は日本人は漢字が分かるだけ誤解も多いようです。例えば (メニュ-)に「炒鷺舌」とありこれを注文したら大きな皿に一杯の鷺の舌様の物が出 てきた。…とびっくりしますが、な-に、鷺の舌とはアオヤギ貝の炒め物だったりするのです。

西施舌とあれば絶世の美女の舌ですからさぞや美味しいと想像しますが、これはムラサキ貝の事なんです。

厦門の第一夜は貝ずくしで終わりました。この後の2日もすべて夜はここの店で貝を食べるのです。


 ネパールの旅(3)

【12月28日(3日目)】

トレッキング開始

 散々な思いをしてバスを降りると料金は、30ルピー(約60円)。ジェットコースターより、迫力があって格安だ。

ア ンナプルからやっと歩き出すが、既に午後2時半。行けるとこまでいって今夜の宿を探すことにする。30 分ほど行くと、ビレタンティに着き、トレッキングパーミットチェック。ネパールは、許可証のチェックが厳しく、どんな上の方に登っていても、ポリスの チェックにあうと、追い返されるらしい。6000m以上の山が登山で、それ以下はトレッキングというふうに分けられているネパールは、外国からの本格登山 には、高価な入山料をとり、トレッキングは20$ぐらいと分けている。

さあ、ここからヒマラヤの懐に入らせていただこう。ブーンヒルに向かって、左の道をとる。谷の間にそれは見事な棚田がつづき、こんなに上までというぐらい奥の奥まで作っている。もうすぐお米を植えるらしく、2毛作、3毛作をしているようだ。

ご 機嫌で歩いているが、4時半にもなると、もう真っ暗。今夜の宿は、この当たりにしよう。マタタンティ で、リーバーサイドホテルという看板に引かれて、シェルパがここにしようという。部屋を見に行くと、蔵のような中を板張りがしてあり、窓はあるけど硝子が なく、電気はもちろんない。コンパネ一枚のベットらしきものが2つ。50ルピー(約100円)。いろいろハプニングがあったので、寝れるだけましかと思 い、目の前の川で顔を洗って、ネパールビールを飲むみ始めた頃には、もうご機嫌になって、夜もふけっていった。

【12月29日(4日目)】

国王の誕生日(祝日)

  さす がに、リバーサイドというくらいあって、昨日は川の音がうるさくて眠れなかった。板一枚で隣のいびきもまるぎこえ。朝食はベッタンブレッドとチャー(お 茶)。川で顔を洗って、トイレを済まし???。なんと昨日は暗くて気付かなかったけど、トイレは、川にせり出して作られていて、川にみんな流れていく。し かも、顔を洗ったとこより上流にある。げぇ!! これも、ネパールか。

7時半出発。だらだらと、棚田の横を登っていく。まだ、ネパール語 も話せないような子どもが寄ってきて、 「スイート! スイート!」とキャンディをねだる。子どもの笑顔が何とも言えず、かわいい。冬なのに太陽が出てくると、とても暑いが、日差しがきつくて肌 はだせない。1500m、ティルケドンガで休憩。振り返ると谷間が、ずーと昔見た田舎の風景の様な郷愁を誘う。さあ、ここから急登だ。標高差800mを一 気に登る。しかし、この辺では、高山病になるので、なんとかゆっくり、ゆっくり。谷の合間から、パーと切り立ったアンナプルナサウスが見えた。

雪を頂いた切り立った山は、私たちを寄せ付けないような美しさがある。ヒマラヤとは、ヒム(雪)を頂いた山という意味だそうだ。

2040m のウレリの村について、昼御飯。ネパール料理で、ダルバートという定食が、美味しい。ダルとい う豆スープと、辛い漬け物と芋とご飯。80ルピー。更に登って、シャクナゲの森を抜け、山を越え川を渡り、ナンゲタンティーという村をぬけて、ゴラパニの 下村へ。山羊の大群に長らく道を譲りながら、上村へ。トレッキングパーミットのポリスチェック。さあ、今夜の宿は、2600mのブーンヒルゲストハウス。 ストーブの周りでめざしとビールで乾杯。明日は、いよいよブーンヒル3200mへ。

【記・竹内栄子】


Coffee Break ~ マドラ-用のポケット ~

 背広の左の内ポケットの近くに別の細長いボケットが付いていますが、これは本来なにを入れておく物だっ たのでしょうか。お酒やカクテルなどを飲む時にタンブラ-のなかをかき回す棒がありますよね。あれをマドラ-といいますが、あのマドラ-を入れておくため のポケットだったのだそうです。おしゃれな紳士は皆自分用のマドラ-を象牙や金・銀などで作ってあのポケットにさして必要のつど使っていたようです。確か に、欧米では「おなら」は平気でも「ゲップ」はエチケット上厳禁ですから、あのミネラルウオ-タ-の様に炭酸ガスのたっぷり入った水を飲むにはガス抜きの マドラ-も紳士の必需品だったのでしょう。【記・大塚忠弘】


 ロンドン・パリ見聞録

その1(海外2回目の旅)

 今回の旅行は前回(一昨年のニューヨーク・ワシントン・シアトルの旅)に続く海外2回目であり、前回の ようには事前準備をすることもなくて、何と言っても今回は前回と違って旅行社のパック旅行であり気楽である。旅行社まかせのスケジュールだが、数あるメ ニューの中からどのパックを選ぶかはこちらの都合によるのだが、今回ロンドン・パリ8日間を選んだのは理由があり、そのひとつには、ロンドンで大英博物館 を、またパリではルーブル美術館を見ることにある。前回ニューヨークではメトロポリタン美術館を観ているから、あと台湾の故宮博物院を観るとグランドスラ ム達成となるわけだ。同行する家内も前回の経験からか今回はパックとは言えできるだけ自由行動の多いスケジュールを希望して結局ロンドン3日・パリ3日の 内、パックの団体行動は各半日市内観光があるだけで、後の2日半は終日自由行動と言うスケジュールのパックを選んだ。結果としてはこの選択は大正解で、 パックの半日市内観光で名所巡りもできて、そして後は自由に行きたい所へ行き、観たい所を観て、食べたいものを食べてそして飲みと、正にロンドン・パリを 満喫したのでありました。

 今回の見聞録は大体10回くらいの連載を予定していますので皆様お付き合いくださいませ。

 その2 (関空を飛び立つ)

  日本で3月14日と云えばもう桜の咲く頃もそう遠くなくコート等は脱いでる時候なのだが、インターネッ トで入手するヨーロッパの気温を見ると最低気温は時々はまだ零下を記録していて、午前6時の気温はましな時でも一桁でしかない。旅行社もコートは必要です と言っている。厚手のコートに身を固めて家を出発したのは午前7時。午前11時30分にほぼ定刻に関空を離陸したJAL421便は直ぐ日本海へ出て新潟沖 を飛び樺太の先端の辺りからシベリア上空を飛ぶ。その辺りからはずっと太陽を追っかけて飛ぶからいつまで経っても日は暮れないでロンドンヒースロー空港へ 着いたのが午後3時頃だったから9時間の時差を考えると実際の飛行時間は13時間ほどか。天候はずっと良くてシベリア大陸からバルト海の辺りまで下界を見 下ろすと下はツンドラの凍れる大地が見える。白い大蛇の如く蛇行しているのは全面凍えた河川なのだ。ロシアの国土は広大なものだ。8時間くらいはずっと同 じような景色が続く。機内の外気温度の表示はマイナス67゜Cになっているが、前回アメリカ大陸を横断した時に見たアメリカの国土と比べたらその差は大き い。やはりロシアは寒い国なのだろう。

機内では食事が飛行中に2回出る。その前にドリンクのサービスがあり、私はいきなり水割りをもらっ た。 隣席の家内はジュースのような物を飲んでいたが、今回は前回に比べて体調もいいようだった。ひと安心して間もなく食事が配られる。JALとは言え、サービ スのおねえさんはアメリカ人が片言の日本語でやっている。

“Would you like fish or beef?”

と聞かれてどちらにするか定番通り答えれば問題ないのだが、中には定番外の答えをする人もいて見ていて結構面白かった。私は飲み物にワインをもらって、さらに途中でビールを2回追加して13時間の飛行もそう苦にはならなかった。

  ヒースロー空港の上空は曇り空だった。巡航高度から下降を始めてから耳つんの状態に入りしばらくは雲の 中を飛び、やっと下の町並みが見え始める。イギリス独特の町並みが緑の中に見える。空港は相当郊外にあるらしくて緑の草地は牧草なのだろうか? 家並みは集合住宅らしくてカラフルだ。満席のJALから降りた人々は散り散りになり、私達のパックで来てる人々20人ほどが最後まで残り添乗員の注意を受 ける。お決まりの置き引き引ったくりに注意だ。一度ひったくられたらもう諦めて決して追いかけてはいけないなどと言っている。

 空港から 40分ほどバスに乗って来たホテルはその名もケンジントンパレスホテルの通り、あのダイアナ妃 の離婚後の居城であったケンジントン宮殿が間近に見えるところにある。ロンドンの中心街であるトラファルガー広場から5キロほど西に行ったケンジントンス トリートに面していて通りの向こう側はケンジントンパークと言う広い公園になっている。部屋に入った頃にはもう日暮れ近く、早速夕食を食べに出掛けた。今 度のパックには朝食6回、昼食1回に夕食も1回しか含まれてなくて、後は毎回自前でとらなければならない。ホテル近くの町並みを家内とぶらぶら歩き店々を 覗いて歩いた。日暮れ時、イギリス独特のパブはあちこちにあるがお酒を飲まない家内が一緒だけにパブと言うわけにはいかない。ポケットには関空で両替して 来たポンド紙幣は200ポンドほどはあるのだが到着早々正式レストランと言うのもその気にならないし、おなかもそんなに空いてない。結局その日は中華料理 店を見つけてラーメンを食べて済ませたものの、あまり美味しいと言うほどのものでもなく、帰り道に洒落た喫茶店を見つけてケーキにコーヒーで口直しをした が、これは美味しかった。

 イギリスは何んと言っても英語の国だ。自分の英語も何とかそつなく通じる。

 町並みもこの辺り には他に日本人は居ない。歩いていても周りに家内以外は皆んな外国人(いやこちらが外 国人か)と言うのも結構気楽で妙に息苦しくない。ホテルに帰ってフロントでセーフティーボックスにパスポートや持って行った日本円20万円ほど入ってる財 布を預けた。あちらの時間で10時頃にはベッドに入ったのだが夜中の3時頃には目が覚めた。まだ体の時計は時差を相当覚えているようだった。

 ・・次回は、翌日午前中の市内観光とナショナルギャラリー&大英博物館を予定しています。 

【記・かすみ】


【編集後記】

先月、わが愛機のノートパソコンが全く動かなくなってしまいました。後でわかったのですが、どうやら発熱のために マザーボードがいかれてしまったようです。致命的な故障なのでマザーボード自身を交換する必要があり、保証期間も過ぎていたので(購入して約1年半)、数 万円の出費を覚悟しました。

ともかく、電源を入れた時に唯一表示されるエラーメッセージをたよりにインターネットのフォーラムで原因を尋ねてみたところ、同機種で結構同じトラブルが発生していることがわかりました。どうも、構造上の欠陥もあるようです。

こうして入手した情報をもってメーカーのテクニカルサービスセンターと直接連絡をとったところ、結構良心的に無償で修理してくれました。(しかも送ってから1週間足らずで修理されてきました。)

多分、原因も何もわからずに購入した店に修理に持って行っていれば有償で、しかも1ヶ月ぐらいの修理期間を要していたのではないかと思います。

この一件で情報の重要さというものを改めて感じました。

インターネットによる情報の入手というのは実際にも役に立つものですね。なにしろ、数万円かかるところが本体の送付代として千円ぐらいですんだのですから…。 

【記:親木康高】

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